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■首都カシャ
中央の宮殿地帯より大通りの坂道が五本広がっている。住居地帯は何層かに分れており、富裕層→商人・技術者・一般民→貧困層の順に末広がりになってゆく。
階層の中途では関所が築かれ、上の階層に行くには許可を要するが、白瀧の政策により現在関所は全て撤廃された(後の楽市楽座である)

アビの中では瘴気の薄い方。更に建築物の殆どは砂壁であり、汚れた大気の濾過作用を勤めている。
宮殿地帯は意図的に土地を底上げしているため、瘴気の影響を受けにくく、王族貴族の中にはガスマスクの存在を知らぬまま一生を過ごす者が多い

■クーデター後の行政
クーデター後、以前の貧富格差は若干改善されたものの、未だにヒエラルキー思想は根強い。
義勇兵制度はその打開政策の一環で、身分出自学歴不問、但し志願者による徴兵制は特に貧困層の希望が多く、アビが戦争を続ける理由、また目的でもある。

白瀧らの最終的な理想的は、それこそ信長の行った兵農分離だが、耕す土地の無い彼らに「農」民はおらず、その代わり(或いは前座)が各地へ派遣される開拓民である。
彼らはアビ内で人の住める土地を見つけ、発展させる為同じく志願者で作られた使節団である。

働かざるもの食うべからずがモットー。
だが職人・商人・軍人以外の職が貴族らの奴隷職か風俗商売等しかなかったアビ住民によって、この制度は大いに賛同の意を得た。
いずれも命の危険を伴う過酷な任務ではあったが、志願者は後を絶えない。

■アブダ・ウバラ湖の不思議
湖より海に流れる水路はない。全ての汚染物は、この二つの湖に蓄積してゆく。
東西二つの大河から大量の水が流れ込むにも関らず、一向に水位が増さない様はアビの七不思議である。
アビの人々はこの湖の底は地獄に繋がっていると信じ、深く畏怖している。
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