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ある男だけが知っていた、狂気の王の、もう一つの顔。
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フォンダリカ家は代々水源機関ダリカの所長を勤めてきた、アビでは珍しい役職のある貴族。
現在は表の仕事は現所長に任せ、自分は最下層の自室に篭っていることが多い。
水の幕は絶対防御になり、また自らの指揮で操ることができる。彼がマエストロと呼ばれるようになった所以の一つである。
因みに名前の由来は音楽用語の【al fine】から。完全にネタバレネームである。
触れることの出来ない男と、触れてはいけない男の、友情。
鬼束ちひろ『私とワルツを』と中島美嘉『ひとり』がマジヘビロテ。
■水源機関ダリカと死泥府カマツキス
水源機関ダリカ、ロゴ。
ダリカの由来…焦熱地獄の小地獄、分荼梨迦処(ぶんだりかしょ)
「飢えて死ぬことで天に昇ることができる」と説いた者が落ちる。体中から炎が吹き出して苦しんでいる罪人の耳に、「ここには分荼梨迦の池があり、水が飲める」という声が聞こえる。その声に従って池に飛び込むとそこは水ではなく炎の中で、さらに苦しむ羽目になる。
ブンダリカ→フォンダリカ。無理矢理。
死泥府カマツキス、ロゴ。
カマツキスの由来…叫喚地獄の小地獄、火末虫処(かまつちゅうしょ)
水で薄めた酒を売って大儲けした者たちが落ちる。地・水・火・風の四大元素から来る四百四病の全てが存在し、しかもそれぞれが、地上の人間を死滅させる威力を持つ。また、罪人の身体から無数の虫が湧き出し肉や骨を食い破る。
カマツチュウ→カマツキス やっぱり無理矢理。
マエストロと府長の背にはこの紋章が刻まれている。
それはアビの要所であるダリカ・カマツキスのいずれかが、敵の手により制圧・奪取の危機に陥った場合、それぞれの長が責任も持って機関を自壊させる為である。
ダリカは全ての水路を逆流させ、周囲一体を沈没させる『水葬』
カマツキスは地盤を沈下させ、酸毒もろとも地下に埋没させる『泥葬』
元々はダリカの所長にのみ継承された自害魔術であったが、府長も自ら望み紋章を刻んだ。
そしてこの魔術を継ぐのは、自分達の代で終わりにするというのが、二人の約束である。
友達とオタカラしてきた、その時の産物。死ぬほど楽しかった。

ひたすらスイーツメニューばかり注文する白瀧。小指が立ってるドクター(因みに今歌ってる曲はラルクの『alone en la vida』)。ミスチルのHERO歌って一人で勝手に号泣し出すハジ。

親友と一緒でゴキゲン府長。
で、その親友は正式参戦前にラクガキ登場してしまったので、軽く紹介。
水源機関ダリカ元所長・アルフィーネ=フォンダリカ。通称『水の奏者(ラクア・マエストロ)』周りからは大体マエストロと敬称されている。
現在はトゥルソリー(NOTちさキャラ)に所長の座を譲り、裏責任者としてダリカを陰からサポートしている。
生まれつき、常に水の幕に覆われており、誰も彼に触れることは出来ず、また彼も誰に触れることはできない。極度の潔癖症でもある。
カマツキス府長ヴェルヒフとは子供の頃からの親友。性格は正反対だがとても仲良し。
二人の話を早く描きたい!!!
ひたすらスイーツメニューばかり注文する白瀧。小指が立ってるドクター(因みに今歌ってる曲はラルクの『alone en la vida』)。ミスチルのHERO歌って一人で勝手に号泣し出すハジ。
親友と一緒でゴキゲン府長。
で、その親友は正式参戦前にラクガキ登場してしまったので、軽く紹介。
水源機関ダリカ元所長・アルフィーネ=フォンダリカ。通称『水の奏者(ラクア・マエストロ)』周りからは大体マエストロと敬称されている。
現在はトゥルソリー(NOTちさキャラ)に所長の座を譲り、裏責任者としてダリカを陰からサポートしている。
生まれつき、常に水の幕に覆われており、誰も彼に触れることは出来ず、また彼も誰に触れることはできない。極度の潔癖症でもある。
カマツキス府長ヴェルヒフとは子供の頃からの親友。性格は正反対だがとても仲良し。
二人の話を早く描きたい!!!
富豪都市ラウラカのトップにて、対白瀧勢力の先導者。つまりアビ内ラスボス。
エルの理想郷とは、教祖こと領主・シィーラが作り上げた東国ミセリコルディア。民は皆王のために生きる、統率の取れた争いのない楽園。
そもそもアビは王族が治めていた500年間、(国内の内紛はともかく)他国と戦争したことがなかった。それは単に強者に諂い弱者を省みなかっただけなのだが、王族貴族達はそれを誇りにしている。
聖なる炎に守護されたアビ、その国に紅蓮の戦火を持ち込んだ新領主白瀧が、彼らの憎悪の対象である。
白瀧VSエル、炎VS氷、一蓮托生の地獄VS選ばれし者の楽園。
エルは普段は穏やかな微笑を絶やさないが、白瀧と対峙すると顔が歪みまくる。二人とも。
因みに白瀧の右目は彼の炎の核。激昂すると炎上する。目の周りには火傷の跡。
■名前の由来メモ
ドレパエル…「leopard(黒豹)」のスペルをひっくり返してドレパエル。本当はドレポエルなんだろうけど語感が気に食わなかった。
豹(パンサー)はキリスト教だと聖なる生物だが、パンサーと雌ライオンとの合いの子とされる豹(レパード )は残忍で邪悪な獣と呼ばれるらしい 。
フリティラリア…黒百合の学名。黒百合の花言葉は『愛』と『呪い』と『復讐』 なんだけどこれ黒猫に使った方が良かった気が´Д`
■アビの力にて姐御

甕割族は百足山脈に生息する人型ストーンゴーレム種である。力が極めて強いことから『鉱山の覇者』と呼ばれる。
現在はアビ軍随一の戦力として、白兵部隊を指揮している。いかついナリだが、アビメンからは『姐御』『岩の姐さん』として慕われている。二メートル強ある。
■アビの知にておかん

五色羽エルフは百足山脈に生息する絶滅危惧エルフ種である。知能が極めて長いことから『青き森の賢者』とも呼ばれる。
ノキ「白瀧様、外から帰ってきたらうがいをするである。プリンは一日一つまでである。早く風呂に入るである。早く寝るである。そしたら朝早起きできて…」白瀧「つД`」
二人は親友で、百年前からアビ王家に仕えている。彼女達は元々は人間と係わり合いのない種族であったが、百年前の王に心から忠誠を立て、共にアビを守る誓いを交わした。

否、それは忠誠ではなく友情であり、誓いではなく約束であった。
ミケリア、貴女との約束は必ず果たしてみせる
私達が、アビを守ってみせるわ
もういない貴女の代わりに
守ってあげられなかった貴女の代わりに
三人の話はまた今度。
甕割族は百足山脈に生息する人型ストーンゴーレム種である。力が極めて強いことから『鉱山の覇者』と呼ばれる。
現在はアビ軍随一の戦力として、白兵部隊を指揮している。いかついナリだが、アビメンからは『姐御』『岩の姐さん』として慕われている。二メートル強ある。
■アビの知にておかん
五色羽エルフは百足山脈に生息する絶滅危惧エルフ種である。知能が極めて長いことから『青き森の賢者』とも呼ばれる。
ノキ「白瀧様、外から帰ってきたらうがいをするである。プリンは一日一つまでである。早く風呂に入るである。早く寝るである。そしたら朝早起きできて…」白瀧「つД`」
二人は親友で、百年前からアビ王家に仕えている。彼女達は元々は人間と係わり合いのない種族であったが、百年前の王に心から忠誠を立て、共にアビを守る誓いを交わした。
否、それは忠誠ではなく友情であり、誓いではなく約束であった。
ミケリア、貴女との約束は必ず果たしてみせる
私達が、アビを守ってみせるわ
もういない貴女の代わりに
守ってあげられなかった貴女の代わりに
三人の話はまた今度。
【一章のあらすじ】
西南戦争を経て、西国コキュートス、東ミセリコルディアの脅威と国力の差に愕然とするアビ一同。
もっと強くならねばアビはじきにナカラに呑み込まれると、気を引き締める。
その為には国内をもっと纏める必要がある。独立勢力への協力要請と、敵対勢力の徹底排除の二点。
二章
・皇族御前での領主会議。
相変わらず東領主シィーラと喧嘩するアビ。西領主エリヤとは初対面。北領主藤郷は沈黙。
・トウカトウカ支配者・グールグーラに協力要請
西南戦争の一部始終を見ていたグールグーラは、現状のアビに興味を抱く、が断固許可しない。

五百年前のアビ、そして裏切られ処刑されたシャサ王の話をするグールグーラ。
「アビは信用できない。また時至れば、自分達を裏切るだろう。
そうでないというならば、あの方の遺骸を此処へ持ってこい。
指一本、耳飾り一つでもいい。あの方の墓をシューニヤ(※空っぽの意)にはさせたくない。
誰が何と言おうと、あの方はアビを生かし、そしてアビに殺されたのだ。
新領主よ。お前がこの国を背負うというならば、全てを背負え。歴史も、罪も、その罪を清算する役目も」
・シャサ王の遺骸はナラカ致死区域の果ての最南海
アビ軍会議。ナラカは人の立ち入ることが出来ない区域だともめる。
「無理難題を押し付けて、結局協力する気がないのだ、あの化物は!」
憤るアビ兵らを制しながら。ちょうどマルハバンの季節が迫っていることに気付く。
「アビ全土の瘴気が晴れるこの季節ならば、容易ではなくとも不可能ではないのでは?」
リミットは半月。もしも帰路に手間取れば、戻ってきた瘴気や熱に呑み込まれてしまう。
「だが行くしかないだろう」
「よいのですか、白瀧様。マルハバンの祭り、毎年楽しみにしていたでしょう?」
「馬鹿、そんなことを言っている場合か。それに今年を逃そうと、また来年がある」
来年がある、という言葉に、白瀧の病を知っているドクター、ハジの顔が曇る。

・マルハバンの季節到来
マルハバンの祭は神を迎える祭。その初日は盛大に、厳粛に、催される。
古来よりアビの統治者が、迎え火を焚く儀式を行う。
時間が無いものの、国民を動揺させないよう、その儀式だけは出席することにする白瀧たち。
祭の装束を身につけ、大勢の国民が見守る中、灯火台にて祝詞を奏上する白瀧。
「Marhaban avici」(ようこそ、アビへ)
松明を用いず、自ら灯火台に炎を灯す白瀧。湧き上がる歓声、そして祭りが始まる。
その国民達の歓声を背に、夜陰に紛れ白瀧、ドクター、ハジ達一同はナラカを目指し出発する。
・秘密結社『パーボ・レアル』との遭遇
しかし一つ問題が。陸路でゆけば、最南端まで往復半月では時間が足りない。
船がいるが、アビは造船技術が発達しておらず、ジュムの漁船かシウゴウの商船しかない。
前者は長期の航海に向かず、後者は借りるツテがない。そもそもこの任務は隠密であるため、公には出来ない。
悩みつつも一向は港街ジュムへ到着。そこで、大陸指名手配の凶悪思想集団を捕まえたと、ジュムの憲兵より報告が入る。
連行されてきたのは、とても陽気で賑やかで友好的な、凶悪そうに見えない集団。
「何だお前らは」
「何だと、聞いたねブラザー!いいだろう僕ら、秘密結社『パーボ・レアル』の紹介といこう!」
突然ミュージカルを始める一同。彼らは冒険者の集いで、新大陸発見を目指して旅をしているという。
全員の自己紹介を交えながら盛大に歌い、踊りあげ、そしてキメポーズでクライマックス。それを呆然と見つめるアビメン。
「…おや!アンコールをご希望かな?」
「牢屋にブチこんでおけ」
投獄されるパーボ・レアル。

「またやっちまったな船長!」「これからどうするの船長?」
「慌てることはないさ、わざわざ牢屋に入れたということは、すぐに殺す気はないということさ。
それに見ただろうあのブラザーの表情を。何か僕らに言いたいことがあった、そう思わないかい?」
船長アルゴスの言うとおり、牢屋を訪れた白瀧たちは、パーボ・レアルに話を持ちかける。
「冒険者ということは、航海もお手の物だろう。この場は見逃してやるから、俺達を最南端へ連れてゆけ」
事情を話すアビメン。危険極まりない話の内容に、だが冒険者達の顔は輝く。
「マルハバンの祭りを見に訪れたと思ったら、こんな千載一遇の冒険に巡り会えるとは…。
ゆこう諸君!スリルと新たな発見が僕らを待っているよ!」
(続)
西南戦争を経て、西国コキュートス、東ミセリコルディアの脅威と国力の差に愕然とするアビ一同。
もっと強くならねばアビはじきにナカラに呑み込まれると、気を引き締める。
その為には国内をもっと纏める必要がある。独立勢力への協力要請と、敵対勢力の徹底排除の二点。
二章
・皇族御前での領主会議。
相変わらず東領主シィーラと喧嘩するアビ。西領主エリヤとは初対面。北領主藤郷は沈黙。
・トウカトウカ支配者・グールグーラに協力要請
西南戦争の一部始終を見ていたグールグーラは、現状のアビに興味を抱く、が断固許可しない。
五百年前のアビ、そして裏切られ処刑されたシャサ王の話をするグールグーラ。
「アビは信用できない。また時至れば、自分達を裏切るだろう。
そうでないというならば、あの方の遺骸を此処へ持ってこい。
指一本、耳飾り一つでもいい。あの方の墓をシューニヤ(※空っぽの意)にはさせたくない。
誰が何と言おうと、あの方はアビを生かし、そしてアビに殺されたのだ。
新領主よ。お前がこの国を背負うというならば、全てを背負え。歴史も、罪も、その罪を清算する役目も」
・シャサ王の遺骸はナラカ致死区域の果ての最南海
アビ軍会議。ナラカは人の立ち入ることが出来ない区域だともめる。
「無理難題を押し付けて、結局協力する気がないのだ、あの化物は!」
憤るアビ兵らを制しながら。ちょうどマルハバンの季節が迫っていることに気付く。
「アビ全土の瘴気が晴れるこの季節ならば、容易ではなくとも不可能ではないのでは?」
リミットは半月。もしも帰路に手間取れば、戻ってきた瘴気や熱に呑み込まれてしまう。
「だが行くしかないだろう」
「よいのですか、白瀧様。マルハバンの祭り、毎年楽しみにしていたでしょう?」
「馬鹿、そんなことを言っている場合か。それに今年を逃そうと、また来年がある」
来年がある、という言葉に、白瀧の病を知っているドクター、ハジの顔が曇る。
・マルハバンの季節到来
マルハバンの祭は神を迎える祭。その初日は盛大に、厳粛に、催される。
古来よりアビの統治者が、迎え火を焚く儀式を行う。
時間が無いものの、国民を動揺させないよう、その儀式だけは出席することにする白瀧たち。
祭の装束を身につけ、大勢の国民が見守る中、灯火台にて祝詞を奏上する白瀧。
「Marhaban avici」(ようこそ、アビへ)
松明を用いず、自ら灯火台に炎を灯す白瀧。湧き上がる歓声、そして祭りが始まる。
その国民達の歓声を背に、夜陰に紛れ白瀧、ドクター、ハジ達一同はナラカを目指し出発する。
・秘密結社『パーボ・レアル』との遭遇
しかし一つ問題が。陸路でゆけば、最南端まで往復半月では時間が足りない。
船がいるが、アビは造船技術が発達しておらず、ジュムの漁船かシウゴウの商船しかない。
前者は長期の航海に向かず、後者は借りるツテがない。そもそもこの任務は隠密であるため、公には出来ない。
悩みつつも一向は港街ジュムへ到着。そこで、大陸指名手配の凶悪思想集団を捕まえたと、ジュムの憲兵より報告が入る。
連行されてきたのは、とても陽気で賑やかで友好的な、凶悪そうに見えない集団。
「何だお前らは」
「何だと、聞いたねブラザー!いいだろう僕ら、秘密結社『パーボ・レアル』の紹介といこう!」
突然ミュージカルを始める一同。彼らは冒険者の集いで、新大陸発見を目指して旅をしているという。
全員の自己紹介を交えながら盛大に歌い、踊りあげ、そしてキメポーズでクライマックス。それを呆然と見つめるアビメン。
「…おや!アンコールをご希望かな?」
「牢屋にブチこんでおけ」
投獄されるパーボ・レアル。
「またやっちまったな船長!」「これからどうするの船長?」
「慌てることはないさ、わざわざ牢屋に入れたということは、すぐに殺す気はないということさ。
それに見ただろうあのブラザーの表情を。何か僕らに言いたいことがあった、そう思わないかい?」
船長アルゴスの言うとおり、牢屋を訪れた白瀧たちは、パーボ・レアルに話を持ちかける。
「冒険者ということは、航海もお手の物だろう。この場は見逃してやるから、俺達を最南端へ連れてゆけ」
事情を話すアビメン。危険極まりない話の内容に、だが冒険者達の顔は輝く。
「マルハバンの祭りを見に訪れたと思ったら、こんな千載一遇の冒険に巡り会えるとは…。
ゆこう諸君!スリルと新たな発見が僕らを待っているよ!」
(続)
ヒチジクメモ。実は猿の獣人であるが、それを知る者は少ない。
シウゴウはアビで最大の交易都市であり、職人の集う生産の要所である。
国の財力はほぼこのシウゴウにかかっていると言っていい。その莫大な財力と独自ルートで繋がった他国との後ろ盾により、あらゆる支配から外れた中立都市となっている。
クーデターにより王権が滅び、現領主・白瀧の支配に変わった後も、その姿勢は変わらない。
国や軍を運営する為に必要な莫大な資金は、全てシウゴウにかかっている。だが彼らは易々と献上するような真似はしない。
秀吉→信長に言わせたかったセリフ!
しかし、ただのケチではない。ヒチジクは確かに莫大な資産を持っているが、その金の殆どは彼が設営する孤児院や療養所に用いられている。
国の補助を期待せず、自らの力で強者をまとめ、弱者を保護してきた。
現在も白瀧と、白瀧に反抗する貴族達の戦いには静観。どちらも自分達にとってはお得意様である。同じくアビと他国の戦いにも、場合によっては中立の立場をとる。