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精霊に憎悪された天使達の国は、光に背かれ闇に苛まれる常闇の国。
地は逃げ、水は潤さず、火は暖めず、風は立ち止まる。
しかし、天使達はそれらを錬成し、自然における元素全てを造り出した。
『白き英知の錬金術国家』ティラ・ゴルン。そこにある全ては、紛い物である。
■畜生道「ティラ・ゴルン」
■賛美歌と金(オル)
『光あれ 永遠なる天帝陛下。
幸福の時が続きますように。
愛の歌が絶えませんように。
命に終わりが来ませんように。
命に終わりが来ませんように。
瑕疵なき環(ウロヴォロス・オフィス)よ 我らを受け入れ給え』
ティラ・ゴルンの定時放送と共に謡われる賛美歌によって、国中に金色に煌く粒子が産まれる。天使たちの錬金術に最も重要である『金(オル)』である。
人間の信仰心によって生産される金はマテリアを生むエネルギーとなり、天使たちの命を繋ぐエリキサの元ともなる。
ティラ・ゴルンの錬金術は、金を錬成するのではなく、金によって錬成される。
賛美歌や礼拝は、人間達に課せられる最も重要な仕事であり
逆に天帝や天使への信仰心さえあれば、ティラ・ゴルンにおいての衣食住は全て保障される。
最も、殆どの人間は自ずと篤い信仰心を抱き、当然の如く天帝へと祈りを捧げる。
(この記事はあとで色々追加するかも)
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