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■■■魔術(ヴェーダ)■■■

人が駆使する魔法。ローカパーラ(万象精霊)を根源とする。
以下の二つに分類される。

元素魔法(ブラフマ)
 この世のあらゆる元素を使役する 顕在しうるもの
原理魔法(アートマ)
 この世のあらゆる原理を使役する 潜在しうるもの



・白瀧の炎魔法やハジの闇魔法はブラフマ。ドクターの使役魔法はアートマ。
自然界に顕在する事象・物体を用いるか、そこに介在する原理を用いるかで分類される。
・ローカパーラ同士は五行思想の如く、「相生」「相剋(相克)」「比和」「相乗」「相侮」の関係を有する。『互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する』
ローカパーラとは「世界を守るもの」の意
・モチーフはインド神話と十二天。




■■■練成術(アルケミア)■■■

天使が駆使する魔法。アルケー(不死根源)を根源とする。
この世に在らざるものを作り出す。

白魔法(ピリア)
 白天使の魔法。元素結合が基礎。創造は破壊に勝る。
黒魔法(ネイコス)
 黒天使の魔法。元素分離が基礎。破壊は創造に勝る。
錬成魔法(レビス)
 白魔法と黒魔法の合成魔法。強力な作用を及ぼすが、アンティ(対型)同士でしか行えない。

※アンティ(対型)…対なる存在。魂の片割れ。必ずしも異性とは限らない。シスとヒタムなど。
『全てのものは一なるものにおいて結合し、一なるものは二つのものに分離される』



・アルケーの法則は本来同一であるはずのローカパーラの存在を破壊する。
・白天使の『祝福』、黒天使の『契約』により、人が練成術を使うことが可能になる。だが同時にローカパーラの加護を失い、ヴェーダを使えなくなる。

・天使たちの正体は天帝に練成されたホムンクルスである。
白と黒、破壊と創造。生来の性質が相反するよう作られたのは『結合させる『愛』と分離させる『争い』により、集合離散をくりかえす』リゾーマタの法則を崩させぬため。
それは後にヒタムが『対立しあうものの結合』『相異するものが惹かれ合い同一化したがる』(ユングの錬金術論)の思いに、天帝に離反することになる遠因になる。

・モチーフはエンペドクレス。
『物質のアルケーは火、水、土、空気の四つのリゾーマタ(rizomata:根)からなり、それらを結合する「ピリア(φιλια 愛)」と分離させる「ネイコス(憎)」がある。それにより四つのリゾーマタ(四大元素)は、集合離散をくり返す。この四つのリゾーマタは新たに生まれることはなく、消滅することもない。 このように宇宙は愛の支配と争いの支配とが継起交替する動的反復の場である。』(wiki)
・アルケーの対語は、「テロス(終わり・目標・完成)」



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