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ティラゴルン教会連盟の神父長、ファン・アティック。
年若い彼が要職を任されているのには、その篤い信仰心のほか理由がある。
普段は自身が営む孤児院教会で、愛するこどもたちと平和に暮らしている。
データ保存用。あとで追記。
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花の揺り篭で少女は待ち続ける。
最愛の兄を待ち続ける。
明日こそは、明日こそは帰ってくると
少女は待ち続けた、百年目の朝を迎えても。
親しい者にはリルと呼ばれる。一人称もリル。
三百年前のアビ国王、シャサをよく知る人物。女王を袂を別ち隠遁の身に。
■女王の『ブルーダー』
帰らぬ最愛の兄を待つ大魔女姫は、やがて発狂し、兄に似た青年達を己の兄と錯覚し始めた。
それが『ブルーダーヒェン(お兄ちゃん)』と呼ばれる青年達。容姿も性格もバラバラの彼らの共通点はなく、女王の兄と何が似ているのか、それは女王だけが知る。
女王に厚遇を与えられた彼らは、主に女王の親衛隊として仕えている。
■『ヘクセンナハト(魔女の夜)』計画
プレッタの領土である聖樹・パーリジャータは魔術師達の差し出す贄を喰らい成長し続けた。
しかし、次第に肥大化し過ぎた聖樹は常に飢餓状態に陥るようになり、従来の贄では不足するようになった。
そこで火爐ジキカタンに設置された大鍋にて、新たに作り出された『贄』
その中身が何であるか、殆どのプレッタの住民は知ることはない。
同時期、アビにて異変が起きていた。
ある貴族により、奴隷売買が異常に頻発したという。
それ自体は珍しいことではないが、奇妙なのは、集められた奴隷達がアビ国内から姿を消したこと。
一体彼らは何処へ連れて行かれてしまったのだろうか。
アンティ(対型)…対なる存在。魂の片割れ。必ずしも異性とは限らない。
アンティ同士のみ、錬成魔術(レビス)を行える。
アンティ同士のみ、錬成魔術(レビス)を行える。
『全てのものは一なるものにおいて結合し、一なるものは二つのものに分離される』
①チリアットとグラッフィアカーネ
☆バレリアン…ティラ・ゴルンの療養都市。緑がキレイ。
チリアットは生まれつきマテリアを異常に消耗しやすい体質で、いつも空腹。だからいつもイライラ。
しかも味覚がおかしく、大抵のものは美味しいと感じられない。ただひとつ、アンティであるグラッフィアカーネの肉体(ソーマ)を除いては。
グラは色々と試行錯誤し、チリが真っ当に満足できる食事を取れるよう研究してるが、結局自分が食べられて終わる。
グラ「あの子の空腹が紛れればそれでいいのです…」シス「おかあさんか」
グラ「でもいただきますとご馳走様が言えるようには躾けるつもりです」ヒタム「おかあさんか」
②シスヴェッラとノウヒタム
シスとヒタムの錬成魔法(レビス)は、多くある天使達の中でも最も美しく、最も強大で、最も完成された形であると言われている。
③カニャッツォとエードラム
カニャッツォの姉。白天使。
盲目のシスター。優しく慈悲深く、信仰心の篤い彼女の教会を訪れる人間達は数多い。その礼拝から産まれる金(オル)は大変良質であると天使たちの間で一目置かれている。
カニャッツォはそんな姉のことを愛しているが、例え天使といえども、その愛は許されるものではない。
――-創世の時代、天帝と悪神の戦いがあった。
天帝は悪神を打ち負かしたが、悪神の魂は霧散し、この世のあらゆるものに呪いをかけた。
空は移ろい、土は渇き、水は濁り、火は消え、花が枯れるよう若きは老い、生まれし者は死ぬ。
呪いは、この世から永遠なるものを奪い去った。
―――天帝曰く
悪神の魂はこの世のあらゆるものに同化し、目に見えぬものにも潜んでいる。
しかし、悪神の魂も自らの呪いによって、永遠を許されてはいない。
人の子らよ。己が身を蝕む死に、魂に潜む悪に、あらゆる呪いに打ち勝つ心を持て。
天を信じ、天を尊び、天を仰ぎ、天へと祈りを捧げよ。
可視不可視より悪が消え去る時、私は今一度完全なる勝利を収める。
その時初めて、世界は瑕疵なき環の中で、永遠なる命を手にするであろう。
(ティラ・ゴルンに広く流布される聖書『サンサーラ創世聖書:序章』より抜粋)
遠き昔、この世に驕りし一人の賢者がいた。
彼はその余りある力を以って、この世に不死なるものを生み出そうとした。
世界の根源たる12の意思【ローカパーラ】はそれを許さず、二者の間に戦いが起きた。
結果、賢者はローカパーラを封じ、それと同時に世界は均衡を失った。
賢者は狂い始めた世界を前に、高らかと宣言した。
―見よ!このような果敢なき世界に、幸福など約束されるわけがない。
万物は流転の呪いをかけられている。不滅なるものこそ、世界のあるべき姿なのだ。
我は我が力を以って、流転の楔を断ち切り、永続なる世界を生み出すであろう―
(筆者は強き憤懣を持ち論駁する―――それこそが呪われた世界であると!)
(五百年前に禁書となったアビの魔術書『ヴェーダの系譜』より抜粋)
憎み合い嘲り合い嘆き合い苛み合い傷つけ合い衝突し合い奪い合い壊し合い殺し合い
それでも二つのものは一つに帰巣したがる。
元素も、人の心も。
(ティラゴルン名誉教授・ヴァーデルのメモ(このメモが発見される前日、行方不明となる))
二つの存在は相対し、六つの国は呪われ、十二の円卓には必ず裏切り者が潜む。
永遠なり得ぬデーヴァ・ローカ、滅びしマヌーシャ
戦い続けよアースラ、飢え続けよプレッタ
愛憎に引き裂かれよティラ・ゴルン
それでも生きろアビ
たとえそこが地獄であっても。
(流浪の吟遊詩人ヘツ・プラチャヤ独白)
永遠なり得ぬデーヴァ・ローカ、滅びしマヌーシャ
戦い続けよアースラ、飢え続けよプレッタ
愛憎に引き裂かれよティラ・ゴルン
それでも生きろアビ
たとえそこが地獄であっても。
(流浪の吟遊詩人ヘツ・プラチャヤ独白)
恋をしたのだ。
生涯ただ一度の恋だった。
貴女と共に過ごした日々を忘れない。
貴女の美しさを、忘れることはないだろう。
永遠に、そう永遠に
私だけが貴女を想う。
私が永遠であるがゆえに。
それがどれほどの幸福であるか
それがどれほどの悲痛であるか
もう此処にはいない貴女には分からない。
私が永遠であるがゆえに
私は永遠に貴女を失うのだ。
どうして貴女が此処にいないのだろう。
あなたと過ごした水辺に、燦々と注いだ日差しよ
瞬いては散った、光の波紋よ
お前達は何処へ去ったのだ。彼女を連れて、何処へと去ったのだ。
美しい季節よ。美しい日々よ。美しい貴女よ。
全ては移ろい、形あるものは損われてゆく。
私だけを置いて。
私だけを置いて。
私が永遠であるがゆえに。
私は貴女を失い続けるのだ。
私の嘆きが河と成り、水辺をあの日と同じ光が照らしても
貴女がそこに帰ることはない。
永遠に、そう永遠に。
(ある男の届くことのない恋文)
ティラ・ゴルンを守護する12人の天使将。
■コルウォ・マラコーダ

白天使。マレブランケのリーダー。
温厚で面倒見がよく、皆によく慕われているが、敵対するものには惨忍。
大将レベルの位であるが、本人の名乗りは『大佐』。顔の傷は500年前のもの。
シグネスというアンティがいる。
■カニャッツォ

黒天使。
実力はマレブランケの中でもかなり上。寡黙な野心家。
ヒタムと裏で何か策謀している。
アンティは実の姉。その姉を心から恋い慕っている。
■スカルミリオーネ

白天使。通称ミーネ博士。
軍人であると同時に研究者でもあり、自身直営のラボを持っている。
マレブランケのブレーンであるが、かなりのドジ。穏やかで優しげ、だけど…。
アビより亡命してきた黄兎を自分のラボで面倒見ている。同性であるが黄兎が好き。
■チリアット

黒天使。
強力な力を持っているが、すぐにマテリアを消耗してしまう腹減らし。野蛮で凶暴な性格。
問題作として、生まれてすぐバスレーロ(塵箱)行きであったが、グラッフィアカーネに助けられた。
アンティはグラッフィアカーネ。彼のことは恩人でも相方でもなくエサとしか見ていない。
■グラッフィアカーネ

白天使。通称アカーネ教授。
以前はティラ・ゴルンの学校にて教職に就いていたが、チリアットの助命の条件に入軍した。
物静かで哀れみ深い性格。白魔法の卓越した使い手であるが、非好戦的。
アンティであるチリアットにはよく食われている。二人の錬成魔法(レビス)はグロ画像。
■ファルファレロ

白天使。
陽気で愉快。好戦的で、好奇心旺盛。毎日が楽しくて仕方ない。
いたずら好きな上に空気が読めないので、よくみんなに叱られてる。
アビの灼雨戦でハーフィルにボコボコにされたのを根に持ってる。仕返しするゾー!
アンティは不明。奇天烈な白魔法を使う。
他のメンバーも随時追加。
■コルウォ・マラコーダ
白天使。マレブランケのリーダー。
温厚で面倒見がよく、皆によく慕われているが、敵対するものには惨忍。
大将レベルの位であるが、本人の名乗りは『大佐』。顔の傷は500年前のもの。
シグネスというアンティがいる。
■カニャッツォ
黒天使。
実力はマレブランケの中でもかなり上。寡黙な野心家。
ヒタムと裏で何か策謀している。
アンティは実の姉。その姉を心から恋い慕っている。
■スカルミリオーネ
白天使。通称ミーネ博士。
軍人であると同時に研究者でもあり、自身直営のラボを持っている。
マレブランケのブレーンであるが、かなりのドジ。穏やかで優しげ、だけど…。
アビより亡命してきた黄兎を自分のラボで面倒見ている。同性であるが黄兎が好き。
■チリアット
黒天使。
強力な力を持っているが、すぐにマテリアを消耗してしまう腹減らし。野蛮で凶暴な性格。
問題作として、生まれてすぐバスレーロ(塵箱)行きであったが、グラッフィアカーネに助けられた。
アンティはグラッフィアカーネ。彼のことは恩人でも相方でもなくエサとしか見ていない。
■グラッフィアカーネ
白天使。通称アカーネ教授。
以前はティラ・ゴルンの学校にて教職に就いていたが、チリアットの助命の条件に入軍した。
物静かで哀れみ深い性格。白魔法の卓越した使い手であるが、非好戦的。
アンティであるチリアットにはよく食われている。二人の錬成魔法(レビス)はグロ画像。
■ファルファレロ
白天使。
陽気で愉快。好戦的で、好奇心旺盛。毎日が楽しくて仕方ない。
いたずら好きな上に空気が読めないので、よくみんなに叱られてる。
アビの灼雨戦でハーフィルにボコボコにされたのを根に持ってる。仕返しするゾー!
アンティは不明。奇天烈な白魔法を使う。
他のメンバーも随時追加。
BM改めティラ・ゴルンメモ
①国家
精霊に憎悪された天使達の国は、光に背かれ闇に苛まれる常闇の国。
地は逃げ、水は潤さず、火は暖めず、風は立ち止まる。
しかし、天使達はそれらを錬成し、自然における元素全てを造り出した。
『英知の錬金術国家』ティラ・ゴルン。そこにある全ては、紛い物である。
暗色の海から突き出る環状の城塞(ディーテ)が都市。
外環には十二の炎柱(ディーテの炎)が並び、それが時間の経過と共に明滅し、昼夜を作り出す。
外環には主に人が、そして常闇の内環には天使が住まう。
・首都アンゼリカ
首都。『祈りの根』とも呼ばれる。軍事施設や研究施設は勿論、教会や礼拝堂が多い。
・竜の脳・ボルネオール
錬成術師達の総本山。研究が盛ん。
・眠り籠・バレリアン
錬成植物に溢れた美しい安らぎの都。療養施設や薬草園なども。
・要塞都市ベチバー
ティラ・ゴーニが誇る最強の軍事要塞。武器の錬成も盛ん。
・交易都市タラゴン
商都。様々な場所から商人が集う。飛行船舶の港も多数点在する。
・煉獄都市サイプレス
都市丸ごと罪人の収容施設。天帝への不敬や粗悪な金を生み出したものなどの更正が行われる。逆らうと…。
・瀝青の澱・ビツーメン
有毒の青き湖。罪人の処刑場。落ちたら人は勿論、天使も無事では住まない。
☆研究施設の盛んな都市には、塵箱(バスレーロ)と呼ばれるスラム街が点在する。失敗した錬成物質やホムンクルスなどの投棄処理場である。知能や技能に問題のあるホムンクルスなどが蔓延る為治安が悪い。
☆人間の主な住居区域はナハラと呼ばれ、天使によって管理されている。
②軍
ティラ・ゴルンは軍事政権である。総統シスヴェッラが全軍の指揮を執る。大陸随一の軍事力を誇っている。
・マレブランケ
最も実力のある12軍隊並びに12将の総称。
【部隊】
マラコーダ…コルウォ=マラコーダ大佐が指揮する部隊。マレブランケの中で最も実力がある。
スカルミリオーネ
アリキーノ…カルカブリーナ部隊と関係が深い
カルカブリーナ…アリキーノ部隊と関係が深
カニャッツォ
バルバリッチャ…ナンバー2部隊
リビコッコ
ドラギニャッツォ
チリアット
グラッフィアカーネ
ファルファレルロ…陽気で愉快な部隊。
ルビカンテ…12部隊の中で最も狂気に満ちている。
③天使の生態
・魂(プシュケー)と肉体(ソーマ)からなる。肉体は原質(マテリア)によって作られる。交配によって子孫を残すことはできない。
・凱旋(ティラ・ゴーニより外へ)する時は『エリキサ』を身に着けている。錬成術にて武器や道具に錬成したり、傷を負った場合の回復にも欠かせない。万が一、それが無くとも錬成術を行使できるが、自身のマテリアを減摩することとなり、最悪消滅(=肉体の死)してしまう。
・逆に、マテリアを構築さえすれば大怪我を追っても瞬時に回復可能。タフ。
・白天使は白蛾、黒天使は黒蝶の姿をしているが、翅は殆ど使用時にしか見せない。
①国家
精霊に憎悪された天使達の国は、光に背かれ闇に苛まれる常闇の国。
地は逃げ、水は潤さず、火は暖めず、風は立ち止まる。
しかし、天使達はそれらを錬成し、自然における元素全てを造り出した。
『英知の錬金術国家』ティラ・ゴルン。そこにある全ては、紛い物である。
暗色の海から突き出る環状の城塞(ディーテ)が都市。
外環には十二の炎柱(ディーテの炎)が並び、それが時間の経過と共に明滅し、昼夜を作り出す。
外環には主に人が、そして常闇の内環には天使が住まう。
・首都アンゼリカ
首都。『祈りの根』とも呼ばれる。軍事施設や研究施設は勿論、教会や礼拝堂が多い。
・竜の脳・ボルネオール
錬成術師達の総本山。研究が盛ん。
・眠り籠・バレリアン
錬成植物に溢れた美しい安らぎの都。療養施設や薬草園なども。
・要塞都市ベチバー
ティラ・ゴーニが誇る最強の軍事要塞。武器の錬成も盛ん。
・交易都市タラゴン
商都。様々な場所から商人が集う。飛行船舶の港も多数点在する。
・煉獄都市サイプレス
都市丸ごと罪人の収容施設。天帝への不敬や粗悪な金を生み出したものなどの更正が行われる。逆らうと…。
・瀝青の澱・ビツーメン
有毒の青き湖。罪人の処刑場。落ちたら人は勿論、天使も無事では住まない。
☆研究施設の盛んな都市には、塵箱(バスレーロ)と呼ばれるスラム街が点在する。失敗した錬成物質やホムンクルスなどの投棄処理場である。知能や技能に問題のあるホムンクルスなどが蔓延る為治安が悪い。
☆人間の主な住居区域はナハラと呼ばれ、天使によって管理されている。
②軍
ティラ・ゴルンは軍事政権である。総統シスヴェッラが全軍の指揮を執る。大陸随一の軍事力を誇っている。
・マレブランケ
最も実力のある12軍隊並びに12将の総称。
【部隊】
マラコーダ…コルウォ=マラコーダ大佐が指揮する部隊。マレブランケの中で最も実力がある。
スカルミリオーネ
アリキーノ…カルカブリーナ部隊と関係が深い
カルカブリーナ…アリキーノ部隊と関係が深
カニャッツォ
バルバリッチャ…ナンバー2部隊
リビコッコ
ドラギニャッツォ
チリアット
グラッフィアカーネ
ファルファレルロ…陽気で愉快な部隊。
ルビカンテ…12部隊の中で最も狂気に満ちている。
③天使の生態
・魂(プシュケー)と肉体(ソーマ)からなる。肉体は原質(マテリア)によって作られる。交配によって子孫を残すことはできない。
・凱旋(ティラ・ゴーニより外へ)する時は『エリキサ』を身に着けている。錬成術にて武器や道具に錬成したり、傷を負った場合の回復にも欠かせない。万が一、それが無くとも錬成術を行使できるが、自身のマテリアを減摩することとなり、最悪消滅(=肉体の死)してしまう。
・逆に、マテリアを構築さえすれば大怪我を追っても瞬時に回復可能。タフ。
・白天使は白蛾、黒天使は黒蝶の姿をしているが、翅は殆ど使用時にしか見せない。
■■■魔術(ヴェーダ)■■■
人が駆使する魔法。ローカパーラ(万象精霊)を根源とする。
以下の二つに分類される。
以下の二つに分類される。
元素魔法(ブラフマ)
この世のあらゆる元素を使役する 顕在しうるもの
原理魔法(アートマ)
この世のあらゆる原理を使役する 潜在しうるもの
・白瀧の炎魔法やハジの闇魔法はブラフマ。ドクターの使役魔法はアートマ。
自然界に顕在する事象・物体を用いるか、そこに介在する原理を用いるかで分類される。
・ローカパーラ同士は五行思想の如く、「相生」「相剋(相克)」「比和」「相乗」「相侮」の関係を有する。『互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する』
ローカパーラとは「世界を守るもの」の意
・モチーフはインド神話と十二天。
■■■練成術(アルケミア)■■■
天使が駆使する魔法。アルケー(不死根源)を根源とする。
この世に在らざるものを作り出す。
白魔法(ピリア)
白天使の魔法。元素結合が基礎。創造は破壊に勝る。
黒魔法(ネイコス)
黒天使の魔法。元素分離が基礎。破壊は創造に勝る。
錬成魔法(レビス)
白魔法と黒魔法の合成魔法。強力な作用を及ぼすが、アンティ(対型)同士でしか行えない。
※アンティ(対型)…対なる存在。魂の片割れ。必ずしも異性とは限らない。シスとヒタムなど。
『全てのものは一なるものにおいて結合し、一なるものは二つのものに分離される』
錬成魔法(レビス)
白魔法と黒魔法の合成魔法。強力な作用を及ぼすが、アンティ(対型)同士でしか行えない。
※アンティ(対型)…対なる存在。魂の片割れ。必ずしも異性とは限らない。シスとヒタムなど。
『全てのものは一なるものにおいて結合し、一なるものは二つのものに分離される』
・アルケーの法則は本来同一であるはずのローカパーラの存在を破壊する。
・白天使の『祝福』、黒天使の『契約』により、人が練成術を使うことが可能になる。だが同時にローカパーラの加護を失い、ヴェーダを使えなくなる。
・天使たちの正体は天帝に練成されたホムンクルスである。
白と黒、破壊と創造。生来の性質が相反するよう作られたのは『結合させる『愛』と分離させる『争い』により、集合離散をくりかえす』リゾーマタの法則を崩させぬため。
それは後にヒタムが『対立しあうものの結合』『相異するものが惹かれ合い同一化したがる』(ユングの錬金術論)の思いに、天帝に離反することになる遠因になる。
・モチーフはエンペドクレス。
『物質のアルケーは火、水、土、空気の四つのリゾーマタ(rizomata:根)からなり、それらを結合する「ピリア(φιλια 愛)」と分離させる「ネイコス(憎)」がある。それにより四つのリゾーマタ(四大元素)は、集合離散をくり返す。この四つのリゾーマタは新たに生まれることはなく、消滅することもない。 このように宇宙は愛の支配と争いの支配とが継起交替する動的反復の場である。』(wiki)
・アルケーの対語は、「テロス(終わり・目標・完成)」